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Brine

グッピー飼育では、このブラインシュリンプは、是非とも給餌していただきたい餌です。
もちろん、ブラインなしでも育ちますし、それなりの大きさには成長します。
しかし、同腹(同じ♀のお腹から出た仔)の兄弟をブラインありとブラインなしで飼育して比較したことがないので、確証がある
わけではありませんが、1ヶ月目ぐらいまではブラインを食べられるだけ与えた方が、よい結果が出ると思います。

さて、このブラインシュリンプですが、普通の熱帯魚ショップにはほとんど売っていません。あるとしても日本動物薬品㈱さんの
ブラインシュリンプエッグスぐらいかと思います。100gでは、私の場合は10日分なので、これではちょっと足りません。

そこで私は、缶(425gが一般的)単位での購入をしています。私が使わせていただいたことのあるネット通販は以下です。

東海グッピーさん
あやしい堂さん
藤本太陽堂さん

ブライン缶を入手したら、いよいよ孵化させてみましょう。

準備するもの

蓋がプラスチック製のガラス瓶とペットボトル。いずれも750ml~1ℓ程度。どの程度のブラインを沸かすかによってサイズが違いますが、私は5gを750mlのガラス瓶で孵化させています。
ちなみに私が使用しているガラス瓶は、某100円ショップで購入したものです。
それから、一方コック、エアチューブ、エアストーン、ガラス瓶が縦に入るケース、ヒーター(28度設定可能なもの)、塩が必要ですね。

まず、孵化をさせる容器を自作してみましょう。
ガラス瓶の蓋を電動ドリルで2箇所穴を開けます。1箇所はエアチューブを通すため、もう1箇所は空気穴です。
(穴を必ず2箇所開けないと、危険ですから注意してください。)

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エアチューブを通し、丁度良い長さにしエアストーンを付けて出来上がりです。
以前は、ペットボトルを使用しての孵化をお勧めしていましたが、どうしても上部からブラインの卵が飛び散ってしまうという欠点がありました。そこで、その欠点を改善すべく、このような蓋付きの容器に変更した次第です。

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ブラインの孵化方法は、色々と紹介されていますので、説明は簡単に。
ガラス瓶に5gのブラインと750mlの水、15gの食塩を入れて、下のような28度に設定された水を入れたケースの中で、少々強めのエアレーションを24時間します。私はガラス瓶2本を朝と夜のローテーションで回しています。
画像の右の瓶のように、中の水の量が多いと、空気穴からブラインが出ちゃいますが、許容範囲ですかね。

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下のペットボトルが以前孵化に使用していたものですが、このペットボトルは今は、孵化後のブラインと食塩水を分離する際に引き続き使用しています。
pet

cock

ご参考までに、以前のペットボトルでの孵化方法です。安定させるために洗濯ばさみで固定するのも面倒でした。。

air

24時間経過したら、エアレーションを止め、チューブを外し、ガラス瓶からコック付きのペットボトルへブラインを移し、30秒~1分程度待ちます。(孵化の時間は卵によっては24時間以上かかるものもあります。)
そうすると未孵化の卵が上の方にあがってきますので、コックを開きカップなどに孵化したブラインを落とします。

cup

孵化したブラインは食塩水のなかで泳いでおり、このままあげると飼育水が汚れますので、一旦漉しましょう。
ブラインを漉すのに使われる漉し器としてよく珈琲の布フィルターなどが使われていますが、私のお薦めは、
セレックのVフィルター ティー用です。ブラインは非常に小さく、目の粗いフィルターでは幼生自体が流れ出て
しまうのですが、このVフィルターはきちんと幼生だけを溜めてくれます。また、耐久性も抜群です。
(このVフィルターにはコーヒー用とティー用がありますので、お間違いなく。)

sereck

こんな感じですね。ここに中和した水を足して、スポイトであげましょう。

brine


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